10/2/18〜2/20

■ 『ゴルフ13/1巻』

ゴルフ13(1) (KCデラックス)

ゴルフ13(1) (KCデラックス)

『それを全て集めた者は、神の隣りに座れる』とまで言われた、奇跡を内包する聖なるゴルフクラブがあった…この物語は、選ばれし聖なる魂を持って生まれた少年・球田球太郎と、彼の元に集う13人(1巻時点では7人)のゴルフクラブに宿る聖女達との、(主に男子の)夢と希望のキゲン・ンルン・ァンタジーマンガである!!
…以上、作中ネームを大体そのまま記載(笑)
いやもーそのまんまな話で、ゴルフクラブをステキ擬人化した、ちょっと(か?)Hでハイテンションのラブコメです。ムダに有り余る勢いと、当人等は至極真面目なのにどこをどう見ても笑える展開に、ソレっぽい理論も全てはお色気に直結する超バカ展開(あんなに実用的な『乳くらべ』は見たことね〜www)…すすすスバラC〜〜〜!!! たまらん好みです。
惜しむらくは、始まったばかりの現段階では、数居る聖女達のキャラ立てがまだ曖昧で、いまいち区別が付きづらいちうか…まぁ今巻のフィー→ドロテアといった流れのように、今後も各々に萌え属性が付与されてそれに応じたシチュエーションを楽しませてくれる形になればオッケーかなと。以降の聖女各自のエピソードがとても楽しみですよ。メガネっ娘もお願いしたいです先生!

■ 『絶対可憐チルドレン/20巻』
絶対可憐チルドレン (20) (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン (20) (少年サンデーコミックス)

『貧弱な坊や』扱いでショゲたり、任務の途中でケーキのアイデアを思いついたり、年下女子から壁に押しつけられてキスされたり…『お姫様』ポジションが固まってきたなぁ皆本(笑)
と対照的な薫の『女王なんだけどまだプリンセス』といった可愛さが、同時に『王子様』然とした爽やか萌えな凛々しさも内包していて、その(無意識の)たらしっぷりがスゲぇなぁとか。かわいカッコ良過ぎ。あんな笑顔と態度で親しくされたら、ソリャ落ちますよ多感なお年頃の女子は(笑)
で、悠里(諸々の存在込み)は『中学生編』に於ける裏ヒロインだよなぁと認識。
彼女への『救済』が『vsファントム編』としてのひとつのクライマックスになり、その経過と事後を踏まえてパンドラとの対決になる…という流れになるのだろうかなぁとか?
で、真木はどのような10年(てか体験)を経て、不二子さんのあの抗いがたいエロスに向き合えるようになったのだ?(笑)

■ 『さよなら絶望先生/20巻』
さよなら絶望先生(20) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(20) (講談社コミックス)

気付けばはや20巻。気付けばまといちゃんが存外まともなナビポジションに収まっている辺りに「ああ、大人になったんだねぇ…?」と時間の流れを感じます。
実は天使と悪魔は同時に囁いているものですが、悪魔の声の方が大きく魅力的に聞こえるので、みんな悪魔の誘いに乗ってしまうのですよなー。そんな『0.001秒』。
196話の店員さんの気持ち(もはやある種の『性癖』)には、他人事とは思えぬ親近感を覚えます。基本品のない『覗き根性』を礎とした、『これをああすればそうなるのか』という未来への予測とか、『何をどうしたらそうなったのか』という過去への憶測とかを、ヤメられぬ! 止められないんだヨ〜!
…推理モノとかで真っ先に死ぬタイプだよな。
画と話の構成が妙にツボに入ったのは193話の流されネタ。
『流れ』は乗るモノであって流されるモノではない(だが前者には能力が必要なので、大抵自動的に後者になる。で、どちらもをひたすらに拒むと『空気の読めない人』になる?)が、まー『大自然の摂理』に抗うのは楽じゃないよねっちうか?<そういう話じゃない
そして晴美×千里の妄想が広がりまくる描き下ろしページに新エピソードが…何この萌えいい話!? もう描いちゃおうよ外伝! いやマジ心を込めて土下座させて頂くので描いて下さい先生ぇぇぇ!!!
あと、『なみちゃんラーメン』がとても食べたいです(深夜なう)

■ 『神様ドォルズ/6巻』
神様ドォルズ 6 (サンデーGXコミックス)

神様ドォルズ 6 (サンデーGXコミックス)

帯のキャッチに、表紙イラストとその配色込みの総デザイン。先ず、一切合切のカバー周りが秀逸過ぎる最新刊。
表紙に象徴されるように今巻は『まひる祭り』で、彼女のファンとしてはその魅力を存分に堪能できる素晴らしい巻だったなと。
まひるに崇拝意識を抱かせ、阿幾との決裂の遠因となった『あの日』の出来事…「あたしだって匡平のそんなカッコイイところ見たことないのに!!」という詩緒ちゃんの台詞は、そっくりそのまま読者の意見でもあったかなと。
常に物語の中核に居る重要性に比して、正直今イチパっとしない(失礼)ため、「何故彼が…」という疑念を拭えなかった匡平に、よもやそんな秘めたる(いや散々匂わされては来ましたが)最強伝説が…という過去を認識した上で改めて、ステキ負け犬な現在の彼の在り様を見直すと、何とも感慨深いモノがあります<負け犬好き属性なので
あまりに強く焼き込まれた『印象』を恋だと信じ(でもソレも『恋』か)、それを獲得せんと暴走するまひるのやらかし放題っぷりに愛おしさと危うさを覚え、その純粋な想いを真摯に拒絶された彼女の絶望にまた愛おしさと危うさを覚えます。
頑張れ日々乃!返答次第ではかなりシャレにならぬ展開になるぞ!(^^;;)
そして只の電波には収まらぬ久羽子の、まひるに負けず劣らずの暴走っぷりに驚愕&シビれました。しかもアレはアレで覚悟も筋も通っているのだなと感じさせられて何というか…彼女にはもうあのまま駆け抜けて頂きたい! そのためにも死ぬなよ〜!