only one

「だいすきなこにあえるのがうれしくないやつなんていないだろ?」



ただそれだけの、子供のように単純かつ純粋なる欲求。
けれどその根にまとわりつくモノの身勝手な幼稚さがおぞましい。
その汚泥は、『業』というほどの病ではなく、『病』というほどは体系付けられてもおらず、何だろう…『子供の駄々』が一番近い形容なのかなぁ?
しかし、そこを切ったり折ったり繋ぎ直したりすると存在が立ちゆかなくなるので(というかむしろ、存在が立ちゆかなくなるので切って折って繋ぎ直した結果がコレだし)、「まー『(精神的)二号さん』(実質はもっと下位かもしれないが)としての至福を甘受するのが妥当であろう」という、半ば自虐的な認識。
…いや、ソレすらも『過分』と意識する、慎ましやかと自己卑下の紙一重の認識は、自制というよりは単なる『心理防壁』の作用か?

うわ〜…これら全ての何もかもが、心底本気で気持ち悪い。
まぁソレを『気持ち悪く思っていられる/だがソレを良しとしている』自意識の、それぞれに混沌と織り込まれた理性と感情のバランス感覚を保持することこそが『寛容』なのかなぁとも思ったり。
そして、『そうあるべき』と望む(願う)現状を維持することが重要。

…あ、いや、色恋の話じゃありませんよコレ<あらぬ誤解を招きげな…(^^;;)