10/6/1〜6/5

■ 『ポケットモンスターSPECIAL/35巻』

ポケットモンスタースペシャル 35 (てんとう虫コミックススペシャル)

ポケットモンスタースペシャル 35 (てんとう虫コミックススペシャル)

ギンガ団の悪しき企てを阻むべく、別れ別れとなり道を進む3人組。
新たな仲間を得たり、これまで共に過ごした冒険から得た力を伸ばしたり、それを踏まえて更なる新たな才能を開花させたり…離れても強い絆で結ばれた3人の、それぞれの奮闘と成長がどれも印象的に熱い最新刊。
傍にいないことで逆にその存在を強く感じ、その寂しささえも力に変えて進む…そんな3人それぞれの懸命な姿が、切なくも熱いのですよ。
事件と事象の全ての根にある、時間と空間を司る『神秘』の姿も垣間見えてきて、大筋的な物語も更に盛り上がってきました。もー相変わらず続巻が待ち遠しい一作ですよ!

■ 『888 スリーエイト/5巻』末広探偵事務所の面々の、御都合主義にも程がある運命的な出逢いの話…って、いや、別段『都合』は何ら良くなっていないので、単に「ふーん、で?」という話だよな?<いやいや、そのスカシっぷりが味の作品ですが(笑)
現実にも末広探偵事務所のように大さじで働いて(そして小林君に癒されつつ)給料が貰えるような、素敵な職場はないだろうかなぁ…(どり〜夢)

■ 『仮スマ/6巻』
仮スマ 6 (マーガレットコミックス)

仮スマ 6 (マーガレットコミックス)

進展の気配もなくサクとカノン…というか豊作と寅子のトホホラブコメが順調に進行中。だがこのどっから読んでもダラリ和める微笑ましさがいいカンジなのですよな。だがそれゆえに、特別感想と言える感想もなく(^^;;)
つーか、仕込みとしか思えぬ新入社員の感想が秀逸過ぎで爆笑。
「実家に3巻だけおいてありそうですよね。カバーなしで。」て…的を射過ぎですよ(笑)。でもそーいうのの方が、意外とずっと手元にあって、ふとした時に読み返されたりとかするよね?

■ 『少年探偵 犬神ゲル/5巻』
少年探偵犬神ゲル 5 (ヤングガンガンコミックス)

少年探偵犬神ゲル 5 (ヤングガンガンコミックス)

金さえ貰えれば誰のどんな仕事でも受ける最凶守銭奴メガネガイな犬神少年探偵、まさかの復活最新刊。
3年半前に完結した筈の作品がよもやの復活。ってもう1〜4巻をどこにしまったかが思い出せないYO!(^^;;)
今巻で大爆笑したのは、全てのミステリファンの夢とマリーの理想を木っ端みじん切りにした復活第一話。しかしソレでこその犬神探偵で惚れ直した!
他エピソードも年月の経過を思わせぬ、いやむしろ軽快さに磨きのかかったスチャラカ活劇&投げっぱなしで犬神探偵の一人勝ちっぷりが爽快でした。
この調子で以降もズンドコやらかして頂きたいものです。

■ 『矢継ぎ早のリリー』共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)『共鳴せよ! 私立轟高校図書委員会』の著者氏による短編作品集。ユニークな視点を持つ著者氏ならではの題材と語り口で、それぞれが味わい深い物語を楽しめる1冊でした。
今回は『場の空気感』を大切にした作品で構成された作品集で、それも大変素晴らしかったのですが、個人的に著者氏にはいずれ、有益無益玉石混淆で発狂密度の情報&ネーム量により語られる物語なども書いて頂きたいなぁとか思ったり<きっと面白い作品が生まれると思うのですよな〜。

■ 『いぬまるだしっ/5巻』
いぬまるだしっ 5 (ジャンプコミックス)

いぬまるだしっ 5 (ジャンプコミックス)

たまこ先生一家の『窓突き破り』繰り返しギャグが妙にツボに入って死にそうに。お隣さん共々ガラス窓の修繕費が大変そうな(笑)
ジャンプ連載陣とのコラボマンガも、それぞれ互いの持ち味が活かされていていい塩梅で。つーかバクマンいじりのネタにここでオチが付こうとは(笑)
でもまだまだこの作品を楽しみたいので、打ち切り指名は勘弁して下さい新妻先生www
あと矢吹先生画の園長先生触手責め絵のゴイスクオリティは…アレで何かに目覚めてしまった青少年がいたらどうするんだ!?(笑)<いやー、人間何がきっかけで踏み外すか分からないしなぁ…かつての自分もなぁ…(遠い目)

■ 『BLEACH/45巻』
BLEACH 45 (ジャンプコミックス)

BLEACH 45 (ジャンプコミックス)

『コンの大冒険』、「まだ何も始まってないんですけど」状態で超絶投げっぱなしEND。この気分次第で適当なおざなりさ…たまらん!
…まーどーせ本編もそんなモンじゃん?<を〜い!(^^;;)
というワケで、山本【千年】総隊長によるイカすジジイ最強伝説祭り。
流石は『ちょっといいかのォ』(瀞霊廷コミックス・全14064巻。マジ読みてぇ!)の著者で、遺憾なくその大物っぷりをアピールされておりますが…うん、まぁ結局『かませ』なんだけどもネ。
(一応)実力者である護廷十三隊仮面の軍勢を総体的に破ることで、エセメガネな変態誘拐魔の強力さを誇示したいのでしょうが、結局は『壮大な自滅描写』なので、正直十三隊&軍勢のチョロさが印象として残り、エセメガネの強者修飾にはなっていない気がしたりな?
ソリャソレとして、387話扉絵の織姫たんかわいいよ織姫たん! 駆け出すルキアの後ろ姿も愛らしかったですよ。いやもーホント、誰かルキア×織姫(逆でも可)の同人かサイトを紹介して下さいマジで!