10/7/7〜7/9

■ 『ドリフターズ/1巻』

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

雑誌で読んだ時もそうでしたが、コミックスで改めて読んでもやはり第1話の絶頂感と、(読み手の味わう)『放り出されっぷり』がハンパない快感です。
ちうワケで、少しでもネタバレして、そのインパクトが損なわれるのはもったいなさ過ぎるので、物語の粗筋も詳しい感想もあえて書かぬことに。
…だがそうなると、平耕ファンはもう当然買っているだろうのでいいとして、そうでない層に「めっちゃすげぇ最高オモロいんで読んで!」とアピールする方法(てか文章力)が自分にはないのでどうしようか… 燃えて笑えて痺れるカッコ良さ! 我を忘れる物語に没入したい人は読もう!<率直に絶叫した!
個人的には(美少年系にあまり興味のない自分にしては珍しく)『19歳』が好きです。てかあの3人衆のバランスの取れっぷりが神過ぎて、トリオで好きです。
あと、巻末の黒王様に大層惚れますが、ヤツは貧乳を許容しないので、やはり敵だと認識しました(笑)
でもって表紙裏が本当に違和感無さ過ぎで吹いたり。平耕最高ッ!!!

■ 『もやしもん/9巻』
DVD付もやしもん9巻限定版 (プレミアムKC イブニング)

DVD付もやしもん9巻限定版 (プレミアムKC イブニング)

巻末おまけを映像化したDVD付き限定版を購入。あのクオリティでこのお値段て、明らかにこっちを買った方が得だよな〜。
『食品廃棄』については、ホテルの洗い場で働いていると本当に絶望的な気分になりますよ…(遠い目)
国産・外国産にはさほどこだわりませんが(まぁ某国は別ですが)、野菜は単純に『採れたてが美味い』のに間違いないので、やっぱ国産のが好きですね。
『良いものを美味しく無駄なく食べられる』ことの、有り難さと難しさ。
長谷川さんの予想以上のブルジョアっぷり&スッピンで萌え、美里の「かわいなった」発言で、萌え倍率が更にドン!
あと川浜の『虫プロパガンダ』なコマの絵面をどっかで見たことがある気がするのだが…何か元ネタあるんかなアレ?
日本酒作りも気になりますが、その前に蛍vsマリーの白黒対決が猛烈に気になりますなぁ。早く続巻が読みたいなぁ。

■ 『ねこむすめ道草日記/4巻』
ねこむすめ道草日記 4 (リュウコミックス)

ねこむすめ道草日記 4 (リュウコミックス)

妖怪だけでなく人間のお友達も増えてきて、ますます元気な黒菜と仲間たち。
ニューフェイスメガネっ娘・くっちーの可愛らしさに加え、同じく新登場のこっくりさんと千夏の奇妙な友情っぷりも素敵萌えで、マフラー話はキュンキュンしましたな〜。何だかんだで仲良しさんな黒菜と独楽もいい感じで、読んでてホント和みますよ。

■ 『夏目友人帳/10巻』
夏目友人帳 10 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 10 (花とゆめCOMICS)

『妖(あやかし)』の存在が元で、かつて『無理解』という断絶でもって離れた者と再会した夏目。改めて会った…いや、成長した夏目が『新たに出逢った』人物を通して、過去の悲しい自分と向き合うエピソードに、更なる夏目の歩みを感じられて嬉しくなりました。
と同時に切ない恋の物語とその顛末が、悲しくも温かかったなぁと感じられました。あの時、柴田が手にした温もりと想い出は、今の夏目だからこそ彼に渡すことが出来るかけがえのない熱だったのではないかと思います。
しかしまだまだおっかなびっくりの夏目と、そんな夏目を大切にしながらも不器用に交流する名取。妖に対する立場も意識も違うふたりが手を取り奮闘する豊作祈願祭。
相手が人であれ妖であれ、真摯に向き合うことで互いへの理解が深まり、それが自己変革をも成さしめる…それがもたらすのがいいことばかりではないとしても、それを『いいもの』にできるかどうかは自分の在り様次第だと、もう夏目は気付いているのだろうなぁ、きっと。
ソリャそうと、「駄目だろそんな神様」という夏目のツッコミがグッジョブ過ぎて吹きました。先生の提案を絵面として想像すると、怖ろしいやら笑えるやら(笑)