きるまねーしょん@嘘喰い


はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)■ 『はるみねーしょん』っぽいノリと絵でネタを描いてみる試み。
「割とソレっぽくやれた気がするんだけども!ももも?」などと、『どや顔』でどこへともなく問いかけてみたいが、恐らく賛否どちらも反応は無かろうという寒い予想<ネタが偏り過ぎてるんだよ(死)
まぁ、自分は楽しかったのでいいです。そんな寂しい『チラシ裏』。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の205話感想。
■ 個人的には今回のサブタイは、『出会い』というよりも『再会』で。
■ 例のキメゼリフを叫びながら、ボクらのアイドル・カールさんが帰ってきたヨ! ヤア!ヤア!ヤア!(ゴキゲン絶頂)
例によってハイテンションな口上と共に現れて、マルコと愉快なコントを披露したとたんに即昏倒させられ、ぞんざいに運ばれておざなりに放り出されるカールさん…うむ、完っペキだ! それでこそ我が心のアイドル!!<とかゆーのも偏った嗜好だよなぁ
■ しかしカール特別編集のVTRは、人格と人生に深刻なトラウマの爪痕を残しそうなので、心底観たくありません。
リアル『テロ放映』だよソレ(^^;;)
■ そんなカールは、あの過酷な体験の後ですが特に精神疾患の片鱗もなく(いやあのテンションがそうなのか?)、予想以上に元気そうで嬉しい限りです。
頭部にステッキーな包帯オプションが付いておりましたが、火傷が酷かった右手には巻いていない所を見ると、単なる正体隠しのためのマスク的なアレなのか?(つかそもそも顔には跡が残りそうな火傷を負っていなかった気が)
更には梶ちゃんが居るはずのポジションにシレっと入り込んでも違和感がない存在感の素晴らしさ!
斑目さんの知力、マルコの戦闘力、カールさんの経験力(加えて兵力)…いいじゃんこの新機軸!<そろそろヤメとかんと梶ちゃんファンから刺されるぞ…
■ マルコは相変わらず味のある日本語を使いつつも、かなり能弁になってきたような気がしますな。成長したなぁ…大人の階段昇っちゃったしネ(笑)
「ダークサイドに落ちたカールから 腐った電波を守った」で吹きました。<しかしソレを聞き流す斑目さんのどこ見てんだか分からない表情がマジ恐かった…。
あと「寝起きの水」もそうだけど、カールのアレは「哲学的」なんじゃなくて「詩的」なんだと思うよ、マルコboy。
■ …などと、個人的には初っぱなの『カール復活』だけで1話分の満足が得られたのですが(早いな)(しかも理由がソレてw)、本筋的には続くここから先こそが大本命の超展開。

■ 先ずは、基本的な『設定状況』のメモを。
1.[ 勝負の成り立ち ]
『搦手』が成立するまでは『ブラフ番組』の放映を死守せねばならぬ斑目さんは、そのために番組の発信源である帝国タワーで『賭郎勝負』を行い、時間稼ぎの間の安全保障に代えようとしている。
2.[ 計画の弱点 ]
『ブラフ番組』の放映を死守せねば『搦手』が成立されない。
だが、『搦手』を成立させるための恐喝材料である『ブラフ番組』は『証拠能力を備えていない』ため、使用目的としても、そして実質的な意味でも『暴露の段階までは放映することは出来ない』
3.[ 対戦相手 ]
民政党の幹事長である衆議院議員(猫登て、お笑い芸人の芸名かよw)。お供の2名を同伴しており、政治家がその片方を勝負の『代理人』として指名して、斑目さんがそれを承諾したので『代理人』が勝負相手となった。
4.[ 勝利報酬(変更前) ] (変更後については後述)
政治家側が勝利すれば、『Z』に配置された政治家の犯罪暴露を取り止める。
斑目さん側の勝利報酬は明らかにされていないが、経緯からすると単純に『搦手のためのポスト』のみ?
■ …といった所。で、私的な疑念(てかツッコミ)としては以下。
[1]…『タワー勝負』は本当に『時間稼ぎ』と『安保』だけが目的なのか?<何せあの斑目さんのすることなので、まだ裏がありそうな気に…。
[2]…少なくとも賭けの対象にした『Z』の事件については『保険』として、犯罪の証拠をキッチリ押さえてある(よって、実はそれについては放映が可能な)のではないか?
(放映してしまえば『搦手』のポストは1つ減るが、脅迫の信憑性は格段に跳ね上がるし)
[3]…どうでもいいが、政治家は「少年斑目の対戦相手やマス鬼獣院を彷彿とさせるなぁ」とか思ってたら、似たような末期で吹いた。
[4]…斑目さんの勝利報酬は『搦手のためのポスト』のみか?(「賭けを持ちかける不自然さを誤魔化すためにポーズとして8桁程度の金を要求しているかも?」…というのは推測ですが、実際別の+αの要求をしていそうな気もしたり)

■ …といった前提で、一見「計画通り!」な超『攻勢』に思えていたこの『タワー決戦』。しかし勝負相手である『代理人』により『計画の弱点』が看破されていたことで『勝利報酬』がかなり劇的な形で塗り替えられ、それによってこの作戦が実は背水の陣とも言える瀬戸際の『守勢』であったと判明する展開に。
■ この勝負のみではなく『事態そのもの』の総括かつ本質的な情報を把握し、あの斑目さんの『足元』を見た(そしてそれを『見ることが出来る』)駆け引きの能力があり、更には『零號』の立会人を専属にする…未だ謎多き『代理人』。
斑目さんに対してあの『脅し内容』を口に出来たことも、権力者ではあるにせよ会員ではない『個人』の賭郎勝負に『代理人』として組み入ることが出来たことも、どちらの根にも『一個人では掴み得ない情報』があり、それは『それだけの情報収集力を持つ組織が彼のバックに付いている』ということだと思います。
…つまりはぶっちゃけ、「少なくともここまでの展開で、そんなんはカラカルつーか『ideal』しか思い浮かびませんけれども?」という話(笑)

■ というワケで、ここで [ 勝利報酬(変更後) ] についての話。
■ 『代理人』が要求してきた勝利報酬は、斑目さんが持つ『500億円(手中)』と『搦手の功績(入手中だが未だ不完全)』。
『零號立会人』を専属に持つ『代理人』がそれらを手に入れることは、即ち『屋形越えの権利』を手に入れるということで、これぞかつてカラカルが口にした『ナイフの柄を握る』ことではないかと思われます。
■ 対して斑目さんの勝利報酬は、この段に至っても特に変更がない模様(というか前述したように、そもそも勝利報酬自体がまだ不明)。
そして『零號立会人(の座)』は『號奪戦』で得られるモノであって、それはあくまでエキシビションマッチの扱い(いや死闘する側には明確に生死での勝敗が付きますが、別にそれによって賭郎勝負の結果自体が覆るわけではないという意味)であるので、勝負そのものとは別立てなのですよな。
というワケで、斑目さんにとってこの勝負そのものは(零號ゲットな號奪戦の機会を得られたことは大いに有意義ですが)、このままではあまり『旨味』がないような気がしたり?
■ それはそうと、ふと気になったのが『號奪戦』を行うタイミング。
廃坑時は『賭郎勝負の後』でしたが、アレは明確な規定によってそうだったのか、どうなのか?
コレがもし『会員同士や立会人同士の任意によって、行うタイミングを決定できる』とかだったりすると、結構勝負の重要なファクターになるのではないかなと思うのですがねぇ…漠然と。
■ まぁ廃坑時のように『賭郎勝負の後』にやるとすると、もし斑目さんが負ければそこで『試合終了』。しかし超リスクの果てに勝っても、夜行さんが號奪戦で敗れた場合はやはり『屋形越え』がかなり遠のいてしまうという…。
いやまぁどちらの場合も斑目さんの命さえ残ればリトライは可能かもしれませんが、後の難易度がハンパないよなと…って、アレ? でもそのパターンも燃えオモロそうでちょっと見てみたいような?<いや夜行さんの命は!? Σ(^^;;)<じゃあ勝負で負けて號奪戦で勝つパターンの方でwww
■ …とか書いてて思ったのですが→「號奪戦が先でも後でも、夜行さんが勝って零號になった場合、もし賭郎勝負で負けてもソレを暴の力でチャラに出来ればいんじゃね? 折角カールとか居るし近代兵器の力とか使ってさー?」
…いや、流石に主人公としてソレはどうかと…思うが…何せ斑目さんだしなぁ…<いやいや「戯れもほどほどに」(笑)
(夜行さんが負けた場合でも同じ事が言えるんじゃね?)(やー、流石に『シンボル』は欠いたらアカンと思うワケで)(可否の価値観が曖昧つか歪んでるよな)

■ ともあれ、いきなり現れた(今の所は)『未知の敵』から派手に先制攻撃を喰らった…ように見える斑目さんですが、この事態を、そして『敵』の出現を、どの辺りまでを先読みしていたのか、いなかったのか。『安牌』として指名する勝負相手が『敵』に取り込まれる可能性とかをなぁ…。
■ …いやいや待て待て。
わざわざ夜行さんを(しかも個人的に)呼んでおいて、命まで懸けた(と見せた)お膳立てのあげくに「もしいつの日かその機会(チャンス)が来たら、零號を奪(と)って欲しい」とかいう殺し文句をホザいてた上で、直後にこの展開ですよ!?
コリャもう『斑目さんが先読みして対処した結果、夜行さんがハメられた』としか思えねぇwww 夜行さん逃げてぇ〜www
…やっぱあの台詞(の悠長さ)が『嘘』だったか?(笑)
■ あ…今ふと思い付きましたが、夜行さんは『現・零號』を知っているのか?
同じ組織に籍を置くのだから、面識はなくとも何らかの情報は知っていそうな気もしますが…そして斑目さんはソレを尋ねたりしなかったのだろうかという疑問。

■ などなどモロモロと雑念を弄びつつ、次週から明かされてゆくであろう『代理人』の人となりやその背景、そして何より勝負の内容が楽しみでなりません。
いやも〜面白楽し過ぎて、本気で吐きそう!<子供か<まーそんなモンだ