おみくじアンバランス@嘘喰い


■ 『くじアン』パロなタイトルですが、ソレとは関係のない季節ネタです。
オチてるようで微妙にオチてないのは仕様です。
というのも、実は2Pのネタだったのを端折ったせいです。
■ …いや、『うみねこ』をやるために時間が惜しかったので<ぶっちゃけた!<まぁ全部描いてもどうせオチてないしな?(をいをい)



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の221話感想。
■ 2週間待ってました!の最新話。超『階段落ち』中の斑目さんの安否をさておき、マルコの…てか意外な方面の予想だにしなかった真実が語られるターン。
■ マルコの「ソレは昼メロ観て覚えたろ?」的な台詞に笑わされた直後の、超速壮絶な近接格闘戦に度肝を抜かれました。相変わらずの緩急自在な構成と、読んでいるこちらの肌もビリビリするような描写に惚れ惚れとさせられました。
■ そして長らく名称不明で皆から好き勝手に呼ばれてきた(笑)『捨隈の相棒』の名前と、そのあまりにも意外な『正体』が、ついに明らかに!
彼の名は雹吾。鞍馬蘭子の弟…ってか兄貴じゃなくて弟かよアレ! Σ(^^;;)
(しかしソコがまたイイ…という辺りは後述)
■ 213話で展望台に仕掛けられていたのはやはりレコーダーで、それは雹吾がレオに残したメッセージ(今回の勝負概要の情報)でした。まぁ結局その装置による情報伝達は成されなかったようですが<「本人から聞いた」て(笑)
■ そいや捨隈の入力結果への根拠のない自信といい、斑目さんが「1階を離れる事はない」と断言&判断した雹吾&レオといい、彼らは何故あんなに自信満々に間違えているのだろうかと…「何か意味があるのか?」と思いつつ、夜行さんと伽羅の珈琲を飲んだ時のカールのような気持ちになります。
■ 過去話に於ける雹吾が、あの廃ビルオーナーのQ太郎と穏やかでない接見をした所で次回への引きとなりましたが、それが何のためで何を意味するイベントなのかが激しく気になります(まー次話辺りで明らかになるのでしょうが)。
その数年か十数年か数十年後に、Q太郎を始末するのは鞍馬蘭子その人であるワケですが、今回の過去話は、そのQ太郎殺害に至る因縁を語るモノなのかどうなのか?<過去話と殺害の間に関連性があるのかどうか、現時点では謎ですが。
■ そしてそれらの過去話は、『プレ屋形越え』として重要な意味を持ち現在進行形であるこの『帝国タワー決戦』に、蘭子がいかなる立場と思惑を持って介入しているかを明らかにするものなのか否か…って所でまた合併号ですか!
読者を悶え殺す気ですか集英社さんは!? ギニャ〜〜〜!!! Σ(T皿T)

■ …と、内容への感想は以上。以下は今回の話を読んで私的にエポックメイキング的な衝撃が発生したことについての備忘記述です。
ごく個人的な話かつ駄文なので、興味のない方はスルーでお願いします。
■ さて。『嘘喰い』という作品は、過去に自分が何百作と読んできたマンガ作品の中でも「こんなにも夢中になった作品はそうなかったよなぁ」と実感するほど、超絶猛烈驚愕痛快に面白い作品です。
奇想天外なストーリーと、それを最大限に活かす作話構成とその効果的な描写。そういった強い屋台骨に支えられながら、かつそれを支え返して彩る形で活躍する、あまりに魅力的な登場人物たちの織りなす物語です。
■ …が、今まで読んできて、自分は何故だかこの物語の『キャラクター』達に対して、その才覚や魅力に心酔はさせられても、『萌え』という形で情動を動かされたことはほとんどなかったのですよな。
(ある種の『シチュエーション』に対しては、まれに薄らボンヤリと感じることはありましたが。)
(あ、自分の中でのカールの『可愛さ』は、『萌え』とは異なる位置づけですw)
嘘喰い』以外の作品への感想や記事の中では、対象の男女大小(成幼)を問わずにしょっちゅう萌え萌え書いている(感じている)自分が、です。
■ その原因を未だに特定&分析出来かねたままで現在に至っていたワケですが、今回、「うわ…コリャ来たかも!?」と、頭で考えるより早く総毛立ちました。
先代の死によって構成員十数名の末端弱小暴力団を継ぐなり頭角を顕した、強力無比な『二本の牙』を従える18歳の蘭子。 (しかも片方は弟!)
■ その設定とあのシチュエーション描写には、もう問答無用でストライクゾーンを突かれたちうか…ぶっちゃけアレでもし『16、7歳で制服着用』だったら、考える間もなくその場で落ちてましたわ!<何その『セーラー服と機関銃』幻想(笑)
■ 以降語られるであろう過去話の内容によっては…ひいては「あの蘭子が…」という『現在に至る過去』という『連携連鎖による相乗効果的燃え』というのが着火点となり、猛烈な『萌え』が発生する予感がしますよ!?
うわやべー! たまらんっ!!!
■ とかいう点を含め、以降の展開が大いに気になる所です。
まー結果、萌えてもそうならなくとも、「何故、自分がこの作品のキャラクター達に対して『萌え』という感覚を抱かないのか?」という個人的疑問に対する解を得るためのヒントにはなろうかなと?