11/2/3〜2/6

■ 『鉄壱智／8巻』

鉄壱智 8巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

物語の芯にある謎と密接に関わる、朔ら彦に秘められた謎の一端が明らかに。
…という所を含めて世界設定にまつわる謎解きを丹念に進めている（そして終わっていない）今巻。話そのものの進み具合は芳しくありませんが、その深度はより深さを増しているように思います（そしてなるしま作品は、その辺りをもどかしく思いつつもきちんと咀嚼した上で読み進むと、後々の話が格段に面白くなるという…）
もはやゲストキャラではなく主要構成人員となった百合子ちゃんの活躍も素晴らしかった今巻。可愛くて賢くて強い意志を持つ彼女の奮闘を、見ていてハラハラさせられつつ応援しておりますよ！（つーか、著者氏の作品に出てくる女の子はみんなそうで、誰も彼もを愛おしく思ってしまうのですよな〜）

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■ 『ぱら★いぞ／1巻』

ぱら☆いぞ1 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

「その発想はなかった…」と目からウ○コ（この本を読んだ後だと違う文字が入るな…）が落ちまくりなネタの数々。いや単発ならその手の発想自体は誰しもの（？）脳内にはあるのでしょうが、そういうアレやナニをああいうノリとセンスで超配合してるのがスゲぇてかヒデぇてか猛烈に大好きです。マジ。
キャラ個別感想としては、メガネでツッコミな朧先輩と地の文の大喜利なコントがストライク過ぎで、呪田さんと番長の鉄板過ぎる処女っぷりにトキメキながら、カサカさんのあっけらかんとした同性異種交配（何だこの形容）にムラムラしました。『泉“ディープスロート”鏡華』さんにも活躍して欲しかったですなぁ…（だが搭乗前に退学w）
てかこのマンガの男子、さりげに紳士だよなぁ？（幼女萌えの彼にしても、実際に手を出しているワケではないので立派な変態紳士かと）
ソリャそうと（以前にも書いた気がしますが）、里見氏の仕事（デザイン）はどれも一目でソレと分かりますよな。ゴイス。

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■ 『放課後プレイ３』

電撃4コマコレクション 放課後プレイ3 (電撃コミックスEX)

その美しさも醜さも、まばゆさも無残さも、そしてそれが酸いにせよ甘いにせよ、あらゆる青春は全部『放課後』に詰まっている！
そんな放課後異性交遊の、本番ナシでもときめくエロさ…今回もたまらん萌えで脳の血管ブチ切れまくりました。
しかも来たよ来ましたよ〜！ 前巻感想時に『パート３は是非、あの方に活躍して頂きたい』つってた、前髪パッツンな先輩様が！ その予想通りで、しかし期待を余裕で凌駕するド活躍っぷりには虜てか奴隷になりましたよ！
あの女王様っぷりから一転の、告白とその後のデレっぷりに「アレ…いやまぁコリャこれで素敵だが…アレ？」と思いつつ読み進めて、至ったあの最終話。
そのひとつひとつを咀嚼しつつ読み進めながら、「…ん！ コリャまさか…あの一見不自然な変貌に見えてた先輩の言動の裏てかその理由は…そういうコトなのか!?」と気付いて、そしてあの顛末には最大級に萌え果てました。
んで、カバー下の表紙を見て、自分の推測が正しかった事を確認できました。スゲぇ…『始めての恋』、だからアレだったのかぁ………たまらねぇなぁヲイ！
そっから垣間見える先輩の過去なんかがまたも〜ね〜…思考回路どころか情動が痺れて焼き切れましたわ。読み手を萌え殺す気か！
まーしかし何だかんだゆって、一番エロ萌えときめいたのは、分かり易いソレやコレやではなく、『寝ている先輩を後ろから抱きしめる』アレでした。
記憶力薄弱な自分ですが、あのシーンのエロ切なさは、今後3年は思い起こせるしその度にときめいて死ねるなと。
というリビドー全開を強要する萌え展開の傍ら、淡々と語られるダラリ話のオモロさも相変わらずで。
今巻はゾンビ話が秀逸でしたな〜。三十六計逃げるに如かず（笑）
次巻はアレすかね？ 『クリスマス号なのに男だけで麻雀』に出てきた、男子なのにエロい痴態を披露させられたメガネの彼か、『彼女さん』にコナかけようとして撃沈したザンギリ前髪の彼が頑張ったりするのかどうか？
今回の『生徒ちゃん』のその後も気になったり…４が待ち遠しいですなぁ。

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■ 『ねこめ〜わく／7巻』

ねこめ?わく　７ (コミック)

…とりあえず、マイヤーがロリコンだというコトがよく分かりました（違）＜いやでも出会い当時の百合子を7、8歳と思っていて、現在14歳とか思っているくせにあの態度って…「興味がない」つーかロリコンだよなぁも〜？（^^;;）
人間キャラが増えたことで愉快な猫たちのリアクションにも幅が出て、逆にその猫たちとの付き合いから人間側の新たな面が見えてきたりもして、ぼんにゃりしつつも目新しさが生まれ続ける、まったりオモロで楽しい展開です。
ちうかドラマCD…復刻してくれないかなぁ。あるいは新規製作を希望。