おれがあいつであいつがそいつで@嘘喰い


■ 平時にも増して、超展開(そして超端折り)に…。
自分に模写能力があれば、るーみっく先生な絵柄で描きたかったネタです。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の226話感想。(2/18 末尾に微妙追記)
■ 『position』… 位置/立場/見解/態度/論拠
■ 撻器のおしゃべりにより、色々な事実(?)が判明した今回。そのアレコレや一発触発な夜行さんと撻器のやりとりについて思った事を、以下に散漫に。

■ 撻器は独身(妻子はない)だそうです。
まぁ賭郎は必ずしも世襲制ではない『屋形越え』システムを抱えるモノの、現在に至るまで切間一族が『お屋形様』をやっていることを考えると(いやひょっとしたら、どこかで一族外の誰かが『お屋形様』になった時期もあったのかもしれませんが)、次世代を視野に入れて早々に子孫作り&英才教育はしておいた方が良さそうな?
…でも創一や撻器がどんな嫁を娶るかとか、全く想像がつきませんがw
■ 撻器は、零號には伽羅の[後釜]でなったとのことですが…(この前提から生じた疑問については後述)
■ 撻器が『外のおこぼれ』と言っていたのは、『賭郎側代表が敗れた場合に敵としてタワーに入り込んでくる、SAT側の人員』の事でしょうかね?
という発言を撻器がしたということは、(ソレを指す描写はなかったモノの)、タワー内部の立会人にも、『お屋形様による賭郎勝負』の情報がリアルタイムで回ってきているという事なのかなと<カールの実況を聞くだけでは勝負の詳細(特に条件面)は分からないでしょうので?
■ 発言といえば「誰があのマズい珈琲を煎れるんだ」って…味の感想を言えるということは、撻器は飲んだことがあるのかデス珈琲を! ソレであの健勝具合…やっぱスゲェな切間の血脈www<いやまぁこの先に彼の生死がどうなるかはまだ未定ですが?(^^;;)

■ 巳虎との號奪戦に敗れた磨黒ですが、蘇生したらしいです。
Wikiで思いっきり『死亡』とか書かれてましたがw/コレ書いてる現在)
■ 過去に伽羅とやりあって敗北し、今も巳虎とやりあって敗北したにもかかわらず、何だかんだで結局生き残っているってのは、地味にスゲぇと思うのですが。このVIT値の高さがかつて彼を零號たらしめたのか!?(笑)
(いやまー、「前者は伽羅の能力値の高さ故に成し得た加減の結果で、後者は巳虎の決定打力不足の結果なんじゃね?」とかいうのが私的評価(てか心象)ですが)(巳虎ファンに怒られたら土下座します。)

■ ちうか、刺繍が特技だったのはテメーか撻器wwwww
…いや、少し前に自ネタでこーいうのを描いてたもので。
■ 『カラカルへのハメ技ネタ』とか、マキャベリスト・ゲームでの『抜け穴ルール』とか、アバウト算定だった『60kgで4800ml』とか、でもって今回のとか…。
自分がヨタ話として書いている些細なネタが本編と微妙に符合することがあるのですが、別に『真面目な検討による予測』ではない部分(しかも本筋とは関係がない)でニアミスすると、何とも言えぬ気分になるよなぁと。
何つーか…「自分も[集合的無意識]に繋がれているのか!?」みたいな?<ソレただの厨病的錯覚。
■ とかいうソレこそヨタ話はさておき、撻器の刺繍について。
丈一vs嵐童の戦闘が始まった辺りから縫い出して、雹吾が落ちてきた辺りではもう縫い終えていましたが、およそ10〜20分で縫い上げで、しかもあの完璧な出来具合というのはもう『趣味』の領域を越えた『職人芸』ではなかろうかと?
てーか持ち歩いてるのかよ刺繍道具! どんだけ好きなんだよ刺繍!(^^;;)
■ 「そろそろ『帝国タワー決戦』のタイムテーブル一覧が欲しいなぁ」と思い始めましたが、自分で作るのは面倒くさいなぁと…誰か作ってくれませんかね?
■ そいや予想といえば、『シレっと1Fロビーの入口から入り直してきそうだよな』とか言ってたら、本当にフツーに入口から戻ってきましたなぁ雹吾(コレまたどうでもいい予想が当たってなぁ…)。
しかしあのスリーオンバトル展開をこなして捨隈よりも先に1Fに戻ってきているのは、なんぼ『直行便』(つーか自由落下w)だといっても不自然なタイム差だよなぁとか?
1Fに戻るまでに、捨隈はまだ何か仕掛けたりとかしてますかね?(いや戻ってくる斑目さんを即攻撃するようなタイムスパンの短い何かではなく、ドティ2回戦かその後に備えるためのような、中スパンの何かなイメージで?)

■ さて、遡って『夜行さんvs撻器』について。
■ 「強い男は好きだ/俺より強くなければだが」
…という『前提条件』を踏まえつつ撻器から「お前は好きだぞ」とか言われ、言外に弱者扱いをされた夜行さん。ソレに対して再度『號奪戦』へ臨むとの決意を、しかしコント的三文芝居の挑発付きで返す夜行さん。
相変わらず底が浅いんだか懐が深いんだか分からない、あの大人げないリアクションが笑えてツボ過ぎるちうか…大好きだなぁ夜行さん。
■ つか『くるくる巻いた尻尾』ってのは、その台詞に付随する彼を真似た笑い声からして単に撻器を揶揄しているだけなのか、あるいは『猿』を連想させる侮蔑の一種なのかどうか?

■ で、ソレに対する撻器側のリアクションについて。
(前述の傲岸不遜な理由により)夜行さんを『好きだから』戦いたくない
↓ので夜行さんの宣戦布告を『なかったこと』にしてもいいというおどけた素振り
↓しかし夜行さんが尚も『號奪戦』を望むので、夜行さんに『零號』を贈呈。
↓それは『好きだった(過去形)』夜行さんの望みを叶えるため(というお題目)
↓そしてソレは夜行さんを『自分よりも強い=嫌いなもの』とするための行為
↓(形の上だけでも)自分より強くなった夜行さんは、だからもう『嫌い』
■ …と、何か上手く纏まってませんが、こんなカンジ?
んで、撻器のあの言動を見ながら「キャラクター作成のために、そのキャラの行動原理をチャートで構築してる様を見てるみたいだな?」と思ったワケですよ。
■ ああいや、作中での撻器の言動は『いち人物』として(エキセントリックながらも)自然に描写されているので、別に『作り物』っぽさは感じないのですが。
しかし彼のその、『そういう理由だからそうしてそうなる』的な、まるで『自分がそう決めているから、そうする』みたいな(と書くと情動的にも見えるが、実質はもっと無機かつ自動的な)恐怖感を感じるというか…ああ、こっちも上手く纏まらない! Σ(^^;;)
■ 何というか、「結局、撻器の口にする『好き』というのは、彼の態度が示す程度の端的で安い意味でしかなくて…いや逆にそういう意味(認識)でしかないからあの程度の(まぁ内心の決意は別として、形としてはかなり安い)夜行さんの挑発であっさり覆る『好意』なのか?」とか思ったり。
いやコレも分かりにくい形容だよなぁ…ぬー、上手く言葉にできない…。

■ お屋形様はそんな撻器の『おくびにも出した事がない闇の顔』を知るが故に『伽羅の…いや立会人のために俺(撻器)を零にした』とのことらしいですが、『伽羅のため』というのは妙だよなと?
いや、撻器は伽羅が賭郎を抜けてから[後釜]として零號になったのだから、その時点でもう賭郎にはいない『伽羅のため』というのも妙な話だよなと。
■ というのを考えて思いついたのは、「あるいはお屋形様は、『零號に据えなければ、撻器は伽羅を追って行き殺してでも號を奪う』、もしくは『撻器は今いる立会人全てを倒す(殺す)ことをもって零號になる』という可能性(しかも実現され得る現実的な脅威としての可能性)を危惧した…とかなのか?」という『if』だったのですが…コレもコレで厨病的な妄想だよなぁとか。
■ あと、『撻器の闇の顔』ってのはどんなんなのでしょうな?
前述の、彼の一見『あつらえた法則で自分を動かしている』(あるいは律している)かのような態度から感じる違和感から受ける恐怖。そして夜行さんを殺すと宣言した時の彼の、静謐な残酷さをたたえた虚無を思わせるあの目。
更に遡り、かつての回想シーンで先代が口にした『忌まわしきは…我らの血か』という言葉を思い出すと、何にせよまー空恐ろしいモノでありそうな気はするのですが。

■ ともあれ、「斑目さんと捨隈の決着前てか、この『賭郎勝負』が終わる前にやったら、どちらが勝っても後の勝負進行に支障が出そうだよなぁ」と思っていた『號奪戦』ですが、ひとまずは据え置きで先置きされた模様。
ですが、「意外と早くやれるかも」だの、「ソレまで生きていられれば」だのという不穏な撻器の思わせぶりなコメントが気になり…。
■ 様々な因縁を殖やしながら加速してゆく『帝国タワー決戦』。
新たな謎の乱入者の正体も含め、まだまだ波乱のありそうな仕切直しの第2ラウンドの行方が楽しみであります。

【2/18 追記】
■ アレ? もし今回のアバウトな『零號移譲』が認められるとすれば、現在は夜行さんが『零號』(上位號)で、そうなると『挑まれた側は10秒凌げば防衛』な號奪戦ルールを考えると、かなり美味しいアドバンテージなんじゃねぇか?