今宵、宇宙で会いましょう?@嘘喰い


■ そうして日常的な失敗は、今日もどこかで繰り返されているのです…?
■ リアル体験としては、「聞き違いに言い違いで返されると、もはや完全にイミフ状態になるよなぁ」というコトがしばしば。



■ UP時はもう木曜朝なので、今週の234話感想。
■ …ホラ、やっぱ謎解きお預けで2週間待ちの展開にいいい!!! Σ(T▽T)
■ ともあれ。観戦者な『先生』(笑)のグッジョブにより、ここまでの流れと正解数候補が一目で分かる一覧表がご披露。
つーか、実際に著者氏のTwitterからリンクされてて笑いました。
(該当ページにリンクしようとしましたが、エラーになりますな…)
■ 捨隈の誤入力数が [8] であるというのを(「入力ミスナンバーは完全に暴かれた」という捨隈自身のモノローグにより確定情報と見なし)事実情報とすると、外様から察せられる正解数は 7、8、9、13、15、16、17 のどれか。
そして、最大1/2まで正解数を絞っていた斑目さんは、誤入力情報を得た結果、正解数を [13] と断定。
■ 観戦者や能輪は斑目さんが [13] と確定したことに『何故?』と疑問を抱いていましたが、『自分の珠数を知る当事者同士』(自分の所有する珠数により更に選択肢を削れる)の可能性からすると、『捨隈の誤入力数を知った段階で斑目さんは(最大の可能性で)1/1=正解を掴めているから』なのではないかと思ったのですが…<アレ?違ったっけ?
■ ちなみに斑目さんの持珠数が6か7だった場合も、自動的に正解数が13と判明するような?

■ その辺りはさておき、展開に添った疑問についてを以下に断片的に列挙。

■ 先週のラストページの「8」という台詞は、誤入力数を『確認』して戻ってきたマルコから発せられたモノだった模様。
また、2ターン目終了後にエレベーターを落下してきた蝋人形は、マルコの仕業による『準備OKの知らせ』であったとのこと。
■ …では、マルコはどうやって『誤入力数』を調べてきたのか。
(『蝋人形落下』前に外階段でレオ&雹吾と接触したことと関係はあるのか)
(あと、この流れでこれから蘭子が果たす役割は何なのか?)
■ そして斑目さんは、マルコの報告以前に [8] を誤入力数だと察していた様子ですが、それは本当に自身が言ったように『直感』だけに因るモノだったのか、あるいは『直感』を促す何らかの具体的なきっかけがあったのか。
また、ソレを察したのはどのタイミングだったのか。

■ 先週、『誤入力数の入手失敗』を捨隈に指摘され、それを読まれたことに焦りを見せたかのように思われた斑目さんでしたが、実はその『入手失敗(マルコのリアルど忘れ)』や、『その失敗を察する捨隈の洞察力』すらも、『捨隈を3ターン目に引き込むための布石』として利用していたという『斑目さんの策』。
その全容はいかなるもので、どの段階で立てられたモノだったのか。
■ 『先に正解数を得た者ではなく、先に入力を成功させた者が勝利する』という、この帝国タワー勝負での本質的な勝敗原則を改めて口にした斑目さん…それが彼の『策』の根本方針にあるのだろうとは思うのですが、その『勝利に至る必勝チャート』の具体像がどのようなモノなのかは、いまだ見当がつかず…。

■ 『当たりなんだ』 『13だから…嘘喰いが選んだからこそ』という、ラストの意味深なモノローグも気がかりなポイントで。
それだけを抜き出すと、あたかも『嘘喰いが選んだからこそ、13が正解になった』とかいう、原因と結果、因と果が逆転したかのような言葉にも見えるのがミステリアスですよな。
■ まぁ実際はそうではなく、『嘘喰いが選んだ(彼が講じたいくつもの策、あらゆる選択とそれに対する決定(正解)を積み上げこの現在に至った)からこそ、13が正解になった(13という正解数に辿り着いた)』というのをレトリックな手法で表現した言葉なのかと思いますが(この作品ではよく使われる手法ですよな)
んー…とかゆってて全然違う意味だったらすみません(^^;;)

■ 「そいや2ターン目で斑目さんが、予測か憶測かも判然としないプロファイリング付きで捨隈の所有数だと宣言した[5]に、誤入力数 [8] を足すと [13] になるよなぁ…」とも思ったのですが、コレもその『必勝チャート』の一環だったのかどうか?

■ 『上階で何があったのか』、そして『斑目さんは捨隈をどうする(あるいはどう使う?)つもりなのか』…という捨隈の口を借りて語られた疑問は、読者の心情の代弁であったよなと。だがこの謎絶頂のもどかしさのまま2週間の放置プレイに突入するという合併号地獄! おあ〜〜〜!!! orz
■ しかし泣こうが叫ぼうが、読み手はただ次の展開(刊行)を待つしかないので、脳を焼かれる欲求に耐えつつ2週間後を堪えて待ちたいと思います。
にしても斑目さんがカリ梅を囓るまで、あとどの位かかるのだろうか…。

■ 余談ですが、今週のマガジンに掲載された『かってに改蔵』で、地丹が『ペリロスの牛』(『ファラリスの雄牛』の別名)に突っ込まれていて爆笑しました。
もしかして久米田先生も『嘘喰い』を読んでいらっしゃったりするのかなと?