11/4/21〜5/6

■ 色々あって読みっ放しにしてたらエラい冊数に…orz
殴り書きですがアバウトな感想を。あと長いので畳んどきます。



■ 『星は歌う/11巻』
星は歌う 11 (花とゆめCOMICS)

星は歌う 11 (花とゆめCOMICS)

概ね予想通りの大団円。そこに至るまでの回り道(ってか、じらし展開)は、私的には余韻深く楽しめました。
精一杯の勇気を振り絞って千広の手を放した桜が傷付けられて、それでも『星の歌』を聞こうとした時…彼女に差し伸べられた小さな手の持ち主が、夾と透(@フルーツバスケット)の子供(だよなアレ?)だったというのも、著者氏のファンとしては嬉しいものでしたね。

■ 『ミカるんX/7巻』
ミカるんX 7 (チャンピオンREDコミックス)

ミカるんX 7 (チャンピオンREDコミックス)

固く優しく結ばれたみわたんと臍矢の絆。そしてそれを失った臍矢の絶望を通り越した虚無感。そこに望外の力が結びつく先に待ち受けるものは…ってか、臍矢の前に現れたあの謎の星人がみわたんだと思ってましたよ。
次巻、第弐期完結…も気になりますが、その先は続くのかどうか?

■ 『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編/7巻』己の心の『ひぐらしキャラで恋人にしたいNo1』な詩音による、勇ましくも愛らしい奮戦と死闘の姿で胸がいっぱいの巻。いじらしい!
時報や脱線機関車の汚名(笑)を返上する富竹の見せ場も熱かったスな。
でも『メイド イン ヘヴン』の描写は、も少し疾走感が欲しかったにゃ〜と思い。

■ 『うみねこのなく頃に Episode3/4巻』真の『無限の魔女』覚醒に至る、ベアトリーチェが迎えた壮絶な試練と、その艶やかで誇り高き顕現の始終。
…の後の、あの展開(恐らく次巻)を見るのが今から楽しみです(悪趣味な)

■ 『うみねこのなく頃に Episode4/4巻』著者氏の描かれるガァプの想像以上の気高きエロ美しさで萌え尽きたッ!履いてない最高ッ!!!(変態) シエスタ姉妹も良かった! 後継者テストのバトルも良かった! いやもーホントに著者氏の作画と演出センスが大好きでたまらん。
『翼』は是非著者氏にコミカライズして頂きたいものです。著者氏の描くヱリカが見てみたいのですよな〜!

■ 『うみねこのなく頃に散 Episode5/1巻』夏妃たんハアハアで終始しつつ、巻末でようやく『探偵』ヱリカ登場。早くあの常軌を逸した(あるいは狂気に準じた)『探偵活動』をマンガで拝ませて頂きたいものです。あと、イチャイチャラブラブなのにギラギラするラムダとベアトの姿を、著者氏の絵でもっと見たいなと。

■ 『なごみさん/3巻』
なごみさん(3)<完> (モーニング KC)

なごみさん(3)<完> (モーニング KC)

意外な才能を開花させたなごみさんの邁進により、予想だにせぬ展開と想像もせぬオチで完結。あんな『街』が実在したら、絶対行きたいと思うのですが…実現化されないかなぁ? でもって『喫茶店の屋台』は、田舎町に居る時に切実に欲しいです(いやマジで喫茶店の有難味が分かりますよ帰郷すると!)

■ 『シュトヘル/4巻』
シュトヘル 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘル 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘルとなった須藤の真っ直ぐな誠実さと聡明さに驚きときめくエピソード。それはまた、彼(いや、彼女?)の周りに在る人々もそうで、けれど胸に掲げた強すぎる信念が互いを譲らず、ゆえに命を賭してぶつかりあう…善悪や正誤という単純な二極で分かち得ぬ登場人物たちの望みと、それを抱く彼ら自身…どちらもの行く末から目が離せません。

■ 『C- 黒咲練導作品集』
C- 黒咲練導作品集

C- 黒咲練導作品集

著者氏のえがく背徳感まみれのエロスが非常に好きなのですが、この作品集ではそのバリエーションが豊かで非常にたまらんちうかヨダレ垂れるちうか。
あと病的なまでのフェティシズム。描き下ろし『C-』で、右足を机に乗せファックする際の左足、それがゴツゴツと床を叩く描写がもーなー…私的趣味では著者氏の描く胸にはあまり興味を惹かれないのですが、脚の描写がもうクリティカル過ぎて、毎度ガン見してしまいます。
あと『on』『off』の彼は、『放課後プレイ3』の麻雀の彼でしょうかね?
その時も大概「無駄にエロいなコイツ」と思っていましたが、よもやこんな背景がなぁ…深い。

■ 『拝み屋横丁顛末記/14巻』
拝み屋横丁顛末記 14巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

拝み屋横丁顛末記 14巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

シリーズ初の長編(ですが、1冊でまとまってます)。
ありきたりながらも悪い話ではなかったのですが、だからこそもっとキャラクター特化でドタバタさせてもよかったような気が…三爺サイドはいつも通りのいい塩梅だったのですが、大家さんサイドはもうちょっとワルノリしても良かったと思うのですよな〜。そんな微妙な物足りない感で。

■ 『ちょっと江戸まで/5巻』
ちょっと江戸まで 5 (花とゆめCOMICS)

ちょっと江戸まで 5 (花とゆめCOMICS)

実はその骨子に割と過酷で残酷な要素を含む物語だと思うのですが、ソレを淡々のほほーんとやってのける洒落っ気が心地良いのです。
…ということを改めて思った最新刊。飄々とお気楽な軽さであっても、決していいかげんではない。若様だけではなく、誰もが皆。だからこそ、この夢物語に強く心惹かれるのですよな。

■ 『日常/6巻』限定版を入手しDVDを観たのですが、原作に忠実な作画とイメージ通りの動きでスゲぇハマりましたよ! うわぁ…TV放映版観てぇ!(T▽T)<だがウチでは観られない…DVDリリースを待つしか…orz
笹原と立花のドラスティックラブコメと、その後のちゃんみお大爆走(てか大暴投?)がめっちゃツボでたまらん笑えました。アニメで観たいなぁコレ。

■ 『血界戦線/3巻』
血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)

血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)

ライブラの面々の華麗なる戦闘と活躍も超絶カッチョええのですが、彼らの周囲を取り巻く敵味方、人や異形、異能や一般人…そういうカテゴリ分けに因らぬ全ての在り様がステッキーですよ。今巻では兄貴と舎弟が美味し過ぎた! 「アニキにゃ肉球ひとつ触れさせねえっ」て(笑)
朝も夜も、人も街も、呼吸を繰り返し血を巡らせながら生きている。そう、こんなに現実離れしているのに、そこに在る誰もかも何もかもが、確かに『そこで生きている』と思わせてくれるのが、本当に凄い物語ですよな。
そして巻末。現実に起こった未曾有の震災に対して著者氏から発せられた、静かな悲しみとそれを越えた、穏やかなのに強い激励には胸が震えました。
力ある者もなき者も、自分に出来ることを精一杯やるしかない。それはヘルサレムズ・ロットでもこの現実でも同じ事…『生きるために成すべきこと』なのだろうなぁとか思いました……って……ね……うんこ!(超もやし)

■ 『弱虫ペダル/17巻』
弱虫ペダル 17 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 17 (少年チャンピオン・コミックス)

様々な理由で一度は離散しかけた総北と箱学の『チーム』。けれど苦難にあえいでもなお渾身で勝利へと手を伸ばすひとりひとりの戦いが、今こそ離れた仲間の手と手を引き寄せた。
そんな総北と箱学の『再集結』も熱かったのですが、今巻で印象的だったのは、御堂筋と石垣のコンビネーション。
誰がどう見てもいびつに見えるチームの在り様を、だが「これが京伏だ!」と心の底から肯定した石垣の姿と、その勝利への強き渇望に痺れました。そしてそれに対して実力をもってのみ応える御堂筋の在り様にもまた。
各々が全力をもって挑む者達…だが勝利の女神が微笑むのはただひとり!
次巻、残りわずか1kmの死闘。その決着の光景が今から待ち遠しいですよ。

■ 『ライトノベル/1巻』
ライトノベル(1) (KCx(ARIA))

ライトノベル(1) (KCx(ARIA))

「ねぇ なぜ世界には溺れるほどの虚構があふれているの?」
「その影響は? 作用は? どう分析しどう証明するの?」
「私たちは答えになりたい」
その問いとそれへの答えは、『事件』が起こるたびに何万回も繰り返されてきた。それはきっと誰かにとっては真実で…そして別の誰かにとっては、それこそまるで『絵空事』だっただろう。
今、その問いへ答えようとする著者氏の物語が語られ始めた。作中の『彼女』のように、読み手である自分もまた、その答えに耳を澄ませているいる。

■ 『プラスティック:ベイビィズ/5巻』ミカベルのペルソナパロは何時読んでも爆笑できるのが凄い。しかしかつてあれだけやり込んだはずのペルソナ2(罪罰)の内容を結構な範囲で忘却していることに気付いて遠い目に…やはりPSP版で再プレイするしかなかろうか…orz