■ 『タブロウ・ゲート/8巻』

タブロウ・ゲート 8 (プリンセスコミックス)

タブロウ・ゲート 8 (プリンセスコミックス)

サツキの初恋物語は、その顛末まで含めて王道直球の甘酸っぱさ。
まだ無理でもいずれはレディちゃんも『恋人』を剥がす時が来るのかなぁ…とか考えると、めっちゃときめく!
今度は逆に『サツキには剥がせないタブロウ』の話も読んでみたいですね。
あと、他人の恋にときめくミシェル(レディちゃんver.)も可愛かったですよ。
それにつけてもサツキとの年齢入れ替わりで女子高生程度まで育ったレディちゃんの凛々しさがたまらんかったですよ。何かでも…微妙に胸が育ってなかった気が…いやむしろソレもよし!
年齢差に合わせて服までサイズ変更するコルネリウスの仕事っぷりは、グッジョブなのですが「分かってねぇ…っ!」とも思ったり。色々パッツンでちょっと倒錯的なレディちゃんを見たかったなぁ…<おまわりさん、この人です(通報)
本筋は、新たなタブロウ『力』の出現や、暗躍する『星』の目的&アレイとの過去も判明して興味深い引きになっておりますなー。
『星』の爽やかイカレ具合は、その整った外見と合わせて本当に素敵キモいです。すみません、全くそう見えませんが褒めてます。でもやっぱキモいよなアイツ(笑)<そろそろ『星』ファンに刺されるな…。
『力』の他にも『星』に付いたタブロウはいるのかなぁ…タブロウとその『管理人』の座を巡る戦いが三つ巴化してきて、以降展開が更に楽しみです。

■ 『侍ばんぱいや』
侍ばんぱいや   (F×COMICS) (F COMICS)

侍ばんぱいや (F×COMICS) (F COMICS)

天下太平の江戸で、その奔放な性の乱れに食生活を脅かされながら(笑)暮らす吸血鬼浪人と、色々と大らかな人々が繰り広げる、粋でキュートで艶っぽい、愛すべき日常の騒動。
単巻完結作品なのですが、もーとにかく話の広がり方から終わり方までたまらん痺れますよ。特に終わり方の美しさと余韻が完璧過ぎる! 気持ちE!
(この『不死の者と、それに縁合った人間の子々孫々な繋がり具合』が非常にツボなのです!)
面白く読めて幸せな読後感。は〜、満たされた〜。もっかい読も!