11/6/16〜6/18
■ 『ぱにぽに/16巻』
- 作者: 氷川へきる
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2011/05/27
- メディア: コミック
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でもって今巻初登場な『妖精』サレスタが激萌え過ぎてたまらんのです!
そのあまりの強力さゆえに使い勝手が難しそうですが、ぜひとも本編での続投を希望!
それにつけてもベッキーの可愛さよ(定型文)…マモーパロな姿も愛らしい。
そしてベホイミ&メディアのコンビが好き過ぎます。サレスタも加えたトリオでの活躍も、また是非(今度は日常ギャグで)拝ませて頂きたいモノです。
■ 『魔法少女おりこ☆マギカ/2巻』
魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
- 作者: ムラ黒江,Magica Quartet
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/06/13
- メディア: コミック
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物語は今巻では急速に織莉子とキリカに焦点を絞り込んできたのですが、そのシフトが早過ぎて若干違和感も感じたり。もう少し彫り込んだ杏子とゆま(&マミさん)の関係や、この世界でのほむらと(日常にいる)まどかたちとの関係なんかも見たかったなぁと思いました。もう1冊位挟んでこの終わりでも良かったよなぁとか?
あと、『未来を切り開くに足る希望が見えたにもかかわらず、最も重要な一点を致命的に欠いたゆえにリセットせざるを得ない』という残念な図式には、ひぐらしの『罪滅し編』を連想したラストだったなとかいう私的メモ。
まぁこんなカンジで、ほむらが繰り返した時間軸の『可能性の物語』は無数にあるのだろうなと思うのですが、他のパターンもまだまだ読んでみたい所です。『if』というのはいつでも胸躍る物語様式ですよな。
■ 『絶対可憐チルドレン/26巻』
- 作者: 椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/06/17
- メディア: コミック
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でもって爆笑の傍らで発生した、薫の『大人の階段登っちゃった!?』イベントで超萌えた! ソレに至る前の自己実現意欲や、事後の悩める乙女っぷりまで含めてもう…もうね! そのあまりの乙女進化っぷりを目の当たりにして、「すっかり成長して…こんな健気な子を袖にしたらマジ殺すぞ皆本!」などと、気分はむしろ父親的なソレに…(^^;;)
ソリャそうとフェザー。サプリメントでの富士子さんとの何げなコンビっぷりがツボでした。本編での紅葉との意気投合っぷりも可愛かったしなぁ。チルドレンたちのキャッキャウフフの仲良しさん具合もいいですが、腹に一物(笑)な大人組のワハハな付き合い模様も大好きですよ。
絶チルは『関係性とその成長の物語』だと思うのですが、ソレに対する『痒い所に手が届く』どころか『手が届きすぎていて(心地よい意味で)むしろ痒い』アプローチや描写が素晴らしく大好きです。
■ 『ストレニュアス・ライフ』
- 作者: 丸山薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: コミック
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装丁でピンと来てジャケ買いしたのですが、超大当たりの一作でした。めちゃオススメしたい!
可愛らしくもインスピレーションに満ちた絵で綴られる短編の数々はどれも魅力的で、それぞれが短いながらもその更に先に広がる物語をどこまでも幻視できるような深みも備えたエピソードの数々…いいっ!
『シーロン公共図書館』と『ヴォストーク・ナイト・クラブ』と『雲山の送り狼』は、是非長編としても読んでみたいですね〜。『機嫌の悪い羊飼い』に『屋台公主』に『グレーテと森の魔女』も大好きです。てか全部好きなんですけどホント。
ずっと本棚に置いて何度も読み返したい1冊に出逢えて幸せです。今後も著者氏を追っかけて行きたいと思いますよ〜。
■ 『乙嫁語り/3巻』
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: コミック
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部族や掟という『土着文化』から追い風を受けられたカルルクとアミルの夫婦とは逆に、その強固なしがらみにより激しい向かい風を受けたヘンリーとタラス。
ふたりの出会いと別れの物語を一言で表せば『悲恋』という言葉になるのでしょうが、そこから感じたのは刹那の熱ではなく、ただ染み渡る透徹な哀しみで…けれど、だからこそ美しい恋の物語でした。
「もしもっと激しく燃え上がるような『愛』だったら、ふたりはあの障害すらも乗り越える事が出来たのだろうか?」と思いつつ、けれどそうでは無かったからこそ、あの切なくも愛おしい物語になったのだろうかなぁとも思い。
そんな哀しみの反面、カルルクとアミルの夫婦(&パリヤ)との再会と、タフで鷹揚な案内人のアリが見せてくれた日常の風景には、大層心躍らされました。つかもー宴会の料理が死ぬ程美味そうで、夜中に読んでて転げ回りましたよ。
まだ先へと続くヘンリーの旅に、思わぬ出会いに恵まれたパリヤ。そしてもちろんカルルクとアミルの今後。次はどんな物語を見せて頂けるのか、今からとても待ち遠しいですよ。
【関連】 作者自らクッキング!森薫が「乙嫁」の食事シーンを再現
読んでいてダラダラよだれが垂れたあの素敵食事を先生自らが調理…ってスゲぇ! しかも実物もマジ美味そうで更にスゲぇ! 今猛烈に羊料理が食べたくなって困りました。
■ 『ねじまきカギュー/1巻』
- 作者: 中山敦支
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/17
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…つかねー、カギューちゃんも大層可愛くてたまらんのですが、ソレ以上に富江と朱羽のふたり(とその相反しつつも誰よりも理解し合えるであろう在り様)が萌え過ぎて焼け死ねます。カギューちゃんを挟んでいがみ合い、だがカギューちゃんのためならどんな辛苦にも立ち向かえるふたりがねーもーたまらん!<あー、この辺りは2巻収録部分か…。
その辺りの自己心情については特に詳しく語りませんが、今後もこの微妙なトライアングルにトキメキ萌えつつ彼女らの戦いを見守らせて頂きたいですな〜。
■ 『兎−野生の闘牌−/13巻』
- 作者: 伊藤 誠
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2011/06/17
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『過度の意識と執着が恋に変わる』というのは、まぁ分かり易い話ではあるのでしょうが、事があの優子の話となると、そう簡単な話でもないよなぁ…いやある意味「そんな簡単な話だけど、その『恋』の形が物騒過ぎる」とかいう話になるのか?(^^;;)
そんな、サラっとカマキリの交尾を連想するような優子のD・Dに対する執着の変遷にドン引きつつも目を奪われたり。でもやっぱこえ〜!(笑)
しかしその件とは別としていずれ優子には、彼女が格下と見なしている者からの壮大なしっぺ返しを受けて貰いたいなぁとか思い。いや、その際に彼女がどんなリアクションを取るのかが興味深いなと思ったので。<まーアッサリとその相手の実力を認めて評価しちゃいそうな気もしますが?
…ああいや勿論、与那峰は論外ですよ?(笑)<だが巻を追うごとに美味し過ぎてゆくよなぁ与那峰の扱いは…オモロ過ぎるよアンタwww
あと今巻では、地に足の着いた愛ちゃんの淡々とした言動に惚れ直しました。俊の告白をサラリと受けての「お任せ」発言の頼もしさとキュートさが!
その他もやはり、敵も味方も女性陣のしなやかな強さと愛らしさに心惹かれますな。もっと頑張れ男性陣!
■ 『PEACE MAKER/7巻』
- 作者: 皆川亮二
- 出版社/メーカー: 集英社
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自らの全てを賭け、心歪めずその誇りを失うこともなく駆け抜けていった『彼』の冥福を、今はただ祈るのみです。
そして次巻からの第2章は、小さく弱い自分を捨てて『新たな世界』に立ち向かう『彼女』の物語から幕を開けるのだろうかなと?
呪われた銃とそれにまつわる様々な因縁。その全てを払拭する闘いに、『PEACE MAKER』はどのような復活を遂げるのか? まだまだ興味は尽きません。
■ 『デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト/4巻』
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(4) (ファミ通クリアコミックス)
- 作者: 綾村切人,山井一千,(原作)金子一馬,(脚本)真壁太陽,(脚本)原田庵十
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/06/15
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だが、友の裏切りにより異次元に隔離されたライドウが、この絶対の窮地に、この最終決戦へと帰参する。
著者氏の卓抜した画力による、混戦に次ぐ乱戦の悪魔召喚バトルが存分に堪能できる巻。ライドウの師弟召喚も熱かったのですが、綾女さんの貫禄溢れすぎなバトルで痺れましたよ。
でもってアリスかわいいよアリス。でもアリス周辺の話が思わせぶりに尻切れになっていましたが、アレはゲームをやっている人には何の事だか分かる話なのだろうかなぁ?
あと、アリスの見せる幻の『自分』との戦いのシーンが2色刷りになっていましたが…うん、素晴らしい戦いの描写であったとは思いますが、正直別に2色刷りである意味はなかったよなぁと思いました(^^;;)
■ 『ゴルフ13/3巻』
- 作者: 赤衣丸歩郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/17
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特に恵那は『徐々に落ちる恋に素直になれない女の子(だがNOTツンデレ)』の絶妙なバランス感が可愛いですなぁ。主従と言うより姉妹のようなステラとのコンビっぷりも美味しいですよ!
次巻は学校展開に乗りそびれて今イチ埋没気味な年長組のお当番巻? 敵に寝返らされた(?)マリアさんのノリノリなエロワルっぷりが見られそうで、今から楽しみです。
■ 『おひとりさま物語/3巻』
- 作者: 谷川史子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/13
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やー、ぶっちゃけリアルに考えると結構、男の方はズルいし女の方は恐い(33才でアレは…)話ではあるのでしょうが、ソレをドラマチックロマンチックに見せてくれるのが、著者氏の素敵な所で、大好きです。
珍しく(というかシリーズ始めてだっけ?)男性が主人公だった20話は、正にこんな理由で破局した知人を何人か知っているので、微妙に身につまされるというか…(^^;;)