連載分感想(243話)

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の243話感想。
バーサーカーを通り越し、もはやゾンビ(しかも俊敏)となったが如きマーティンによる、想像を超えた蘭子への猛攻。
彼がこんなに『出来る子』だとは思いませんでした。イカすぜセーバーソー!
ソレを迎え撃つ姐さんのクールな強力さもたまらんシビレますな!
■ …片や、読者ですら察していた雹吾の小細工にアッサリひっかかるカラカル
そして『鞍馬組』(というか鞍馬蘭子の手駒として?)の覚悟の強さを格好良く語るも、サクっと隙を突かれて結局、囮の雹吾だけでなくレオも諸共カラカルと仲良く電流ダメージを受ける鞍馬コンビて…。
…すまん、正直「何のバラエティコントだコレ?」と思って吹きました(^^;;)
■ それにしても、姉から絶大な信頼(勝利の確信)を寄せる言葉を貰い、だが「(俺のやられっぷりが足りないから)褒められちまっただろーが このクソが!!」とド本気でキレる雹吾…ああ、やはり君には姉からの『侮蔑』が『ご褒美』なのですね…このステキ変態野郎め!! だが蘭子相手の場合にその気持ちは何か分かる気がするヨ!(爽やかな笑顔で親指を立てつつ)



■ さて、鞍馬組 vs カラカルチームの死闘が始まってから、はや6話目。
『凶器乱舞』な現場はすっかり『フリー・ウェポン(しかも現地調達)デスマッチ』の様相を呈しておりますが、未だに両者の『具体的な目的』がはっきりせぬため、結局どちらも何をしたいのだかがさっぱり分かりません。
が、今回ようやく、蘭子のモノローグから『両者が同じ目的を持っている可能性がある』と示唆され、そうであればカラカル達は『蘭子が欲する[アレ]を用意している筈』とも語られました。
■ シーン毎のバトル描写は熱くカッコ良く痺れるモノの、流石に1ヶ月以上目的が不明瞭な戦闘が続いていると、『物語』を賞味する姿勢からすると「飽きてきたな?」というのが正直な感想です。
なので、そろそろ前述の蘭子の認識がエピソードとして描写されて欲しいなと切に願います。