連載分感想(245話)

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の245話感想。
■ 割と「見たまんま」の話なので、疑問点などをざっくりと書いたメモ的に。
■ 『鞍馬開口』というサブタイは、『扉を開け放った』ことと『敵との邂逅』をかけたモノなのか、単なる『唖然』なのか、他に何かネタ元があるのか?



■ 『Ideal』のボスの命により、凶悪犯が収監される刑務所に潜入したカラカルの過去話。(スペイン辺りの刑務所か?)
「私はあなたが「GO」と そう言えば火口に咲く花すら取りに行ける」という、少々気障な言い回しはいかにもながらも、普段の傲慢さは微塵も感じられない(…どころか、ある種の誠実さすら垣間見える)カラカルの台詞には、彼の意外な忠義深さと、ひいてはソレを得られるだけのボスのカリスマ性の片鱗を印象づけられたなと。
■ 「君は自らの限界を見誤った」というボスの台詞は、カラカルの『能力値』に対してのものではなく、『(任務達成に必要な)自制心』の欠如を指してのモノだったのではなかろうかという予測。
ちうか、大展望台に現れた『謎の人物』は、どう考えても『(一時的にせよ)屈辱の敗北にまみれ、我を忘れ復讐鬼と化したカラカル』であろうと思うのですが…あの過去話は『己の自尊心を傷付けた者を屠る行動を取ったために、目的の遂行を放棄してしまった』というオチで、今回もまたそうなるのではなかろうかなと?
■ ボスはお屋形様のように『仮の姿』をもって活動してたりするようですが、『書記官』というのは、どのような組織に於けるそれなのだろうかなという疑問。
■ 雹吾はカラカルの装備を『耐刃ベスト』(防刃ベスト)と推測していましたが、だとすると銃弾を防御できませんが、実際の装備がボディーアーマーだった場合、今回受けた散弾をガード出来ていた可能性がある…か?

■ 「そいや『正解数の入力 』ってのは『=500億円即ゲット』ではなく、『単に500億円を預かる匿名口座へのアクセス権でしかない』のであり、アクセス後に『パスワードを書き換え変更(再設定)することでようやく500億円の所有権を得られる』というモノだったよな」…という基本的な構造をサッパリ忘却してたなと。
■ 蘭子は捨隈を『仲間』と見なしているようですが、捨隈が勝負の最中に『仲間』と称していたものが本当に鞍馬組なのかどうかについては、懐疑的な気持ちが拭えません。
■ んー…で、丁度この頃に斑目さんは [13] 入力で失敗しているワケですが、マルコに指示した入力数もその [13] だったのか、あるいは実は『真の正解数』を授けているのか?
ようやく全ての登場人物が揃い(?)、時系列も同期してきたようなので、この先の展開が待ち遠しいですよ。