11/10/20

■ 『外天楼』

外天楼 (KCデラックス)

寂れた集合住宅『外天楼』を舞台の中心に据え、どこかレトロフューチャーな世界観で繰り広げられる、日常で生じる謎とその解き明かしの短編連作。
前半のコミカル＆シニカルな単発ネタも、それらを発展させた後半のドラマティックな展開もゴイス素敵だったのですが、オチがなぁ…いやオチもアレで美しいと思うのですが、桜場さんの扱いがしっくりこないというか…。
ぶっちゃけ『桜場さんのユニークさをもって、なおセンシティブなもうひとオチ』があった方が、単巻作品としては読後や座りが良かったのではないかと思うのですよな〜。

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■ 『聖☆おにいさん／7巻』

聖☆おにいさん(7) (モーニング KC)

あの論理で言えば、さしずめウチのPCは『要領（てか容量）が悪いのんびり屋さんで、一度にたくさん考えようとするとすぐ硬直するけど、生命力の強さは人一倍』な子なのかなと…うん、動画再生とかを試みるだけで軽く致命傷ですが、長生きして下さい…。、
マリア母さんの「…もげろ！」的な『血の涙』の理由に禿同。あとヨセフ父さんの『疑惑の目』が、笑えつつも切実過ぎて笑えない（^^;;）
でもって『来世から本気出す』というのは座右の銘にしたと思いつつ、本気出した来世がミジンコで速攻ヤゴとかに食べられたら悲しいよネ…orz