連載分感想(259話)

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の259話感想。
(11/3追記…てか今週は発売が1日早かったのですね。どおりでコンビニにある冊数が少なかったワケだw)
■ 冒頭…今後の展開を見るまでもなく、「わぁ〜すげぇ定番系のカッコよさげな台詞で去った夜行さん、後でアイタタタになるだろうなぁ…まぁ口に出さないで(モノローグで)よかったネ(^^;;)」と思ったのですが、実際そんなカンジになりそうな?
■ つか夜行さん、先ず自分が『零號になって』を実行しないとな?<いやできないとこの先の展開的(ちうか斑目さんの都合的)にまずそうですが。



■ ドティに関しては、『[16]が正解数』というのは予測していたモノの、能輪壱號による「捨隈は全ての人間を騙した」という言葉の現実的な意味、更に『ならば(正解を掴んでいたとするなら)何故捨隈はドティでソレを入力して斑目さんにトドメを刺さなかったのか』、ひいては『そもそも(恐らくは3ターン目開始時には正解を掴んでいたであろう)斑目さんが、あえてここまで(その後の捨隈の行動を予測した上で)勝負を引き延ばした理由(時間稼ぎにしてもタイト過ぎる)』に、『斑目さんがマルコに託した本当の指示は何だったのか』…といった辺りはサッパリ謎。
■ 蘭子の捨隈に対する弁解も、大筋ではその通りかもしれないですが、全部を正直に語っているとは思えないしなぁ。
そもそもあの蘭子が、既に『切る』と判断した捨隈に対して、実効性のある武器を手渡すとは思えませんし。(ソレを言えば捨隈も、裏切るつもりだった相手(もはや敵)から受け取った武器を、何の疑問もなく使おうとするなっつか、蘭子を甘く見過ぎだよな。絶対実弾入ってないってアレ)
■ まぁその辺りの一切合切の諸々は、『天空の高み』(笑)…もとい、ヘリ搭乗により入力現場へと現れた斑目さんに対する解説が行われるであろう次週以降につまびらかにされようかと…来週が待ち切れねぇ!
ちうか梶ちゃん、1年以上ぶりの登場じゃね!?(爆笑)
(そいや以前に某さんが『ヘリで伽羅が助けに来たら…』とか言ってらしたなぁと思い出しましたw)

■ しかし正直、『正解数入力後に得られるパスワード変更権を奪取』という発想は、完全に失念していたなと。
ドティ勝負の狂乱に心捕らわれるあまり、いつの間にか『正解数(入力パスワード)』こそがお宝だと錯誤していましたが、勝負の大元の目的は『500億円を入金した口座の掌握(パスワード変更=再設定)』であり、実行できるならばこの方法(変更権の奪取)が一番確実な500億円GETの方法なのですよな。
■ 今回の勝負の核として、このシンプルな本質的勝利条件が一連の流れの根元に据えられていた(そして巧妙にそこから目を反らされる展開だった)のかと思うと、何よりもソレこそに「…やられた!」という気持ちにさせられます。
やっぱすげぇですなぁこの作品は!<「単にお前の察しが悪いだけだよ」と言われたら、「すみません」としか言えませんが(^^;;)

■ 勝利へと至るただ一つの道を残し、虚飾と欲得にまみれた『はりぼての世界』は今こそ破られる。
その底(足元)が奈落へと抜け落ちる時…『彼』が、そして私たちが、落下する視界から仰ぎ見るものは何なのか?
■ 「うわー、コミックスでまとめ読みしたい展開!」と思いつつ、しかしこのリアルタイムゆえのもどかしさも愛おしく思えますな!