11/11/4〜11/6

■ 『GATE7/2巻』

GATE7 2 (ジャンプコミックス)

GATE7 2 (ジャンプコミックス)

良くも悪くも毎度のCLAMP作品で、良くも悪くもソレ以上のオモロ味はなく。
いや、はなちゃんが女子だったら心おきなく萌えられのですけどもねぇ…てか掲載誌(ジャンプSQ)のワリには男率が高い気がするのですが、ターゲットはどの辺りなのだろうかと。
まぁCLAMPには『CLAMP層』というモノがあろうので、ソレでいいのか?

■ 『ちょっと江戸まで/6巻』
ちょっと江戸まで 6 (花とゆめCOMICS)

ちょっと江戸まで 6 (花とゆめCOMICS)

完結。最後までまったりしたお伽噺で淡々とオモロしみじみした作風なのが素敵でした。カレカノの時もそうでしたが、『後日談』みたいのもきっちりフォローして頂けたのが嬉しかったです。
番外編『ちょっとカレカノ』みたいに、この世界観を使った読み切りで、他の物語も読んでみたかったですな。まだまだ広がりそうな魅力的な世界なので、これっきりというのももったいない気がしますよ。

■ 『プリンシパル/1、2巻』
プリンシパル 1 (マーガレットコミックス)

プリンシパル 1 (マーガレットコミックス)

プリンシパル 2 (マーガレットコミックス)

プリンシパル 2 (マーガレットコミックス)

誰もが『自分の居場所』を探している。けれど本当に大切なのは、それが『どこか』ではなく、そこに『誰が』一緒にいてくれるのか…なのだろうなぁ。
「著者氏の語り口の巧みさによって上手く軽減されているモノの、語られている諸々は結構重いよなぁ…」と思いつつ、随所でのすみれちゃんの存在によりかなり救われた気持ちになっていたのですが、2巻の番外編を見たらばすみれちゃんがマジ天使だった! 頑張ってすみれちゃん!
あと著者氏の作品は、糸真のお母さんとか晴歌とかの『リアルに考えると結構な困ったちゃんだけど、どうにも憎めない人物』が本当に魅力的で困ります。
いやでも現実の身近にいたら、自分なら切れるだろうなぁ…糸真ちゃんは本当によい子だ…。