連載分感想(260話)

■ UP時はもう木曜朝なので、今週の260話感想。
■ ん〜…つまり捨隈は、斑目さんの持珠数を2択に絞る(露呈させる)ために、『自身の入力失敗数が斑目さんに知られる事』を想定した(むしろ目論んだ?)上で、雹吾に[8]という『誤情報』を持たせた。
結果、捨隈は入力権を1つ放棄する代償をもって成された推論により、[16]入力に及んだ…。(先週では謎だった、コレを象徴する『捨隈の断崖落下』は、意味が分かって見てみると、かなり痺れる描写でしたね〜)
■ …とかいう『捨隈の戦略』を能輪壱號が有難い解説で教えてくれたモノの、実際には、その捨隈の戦略すら読み切っていた斑目さんが、『[13]を選択することにより、自身の珠数を[6]or[7]と捨隈に誤認識させていた』(これにより捨隈に[16]という誤った入力をさせるに至った)らしいつーコトですか。予想もつかぬどんでん返しは、正に『驚倒の櫓』…わはー! コリャたまらん熱い!
■ しかしこれらの事によって2ターン目以降これまでの勝負展開が全てひっくり返されたので、ここから改めて読者視点で斑目さんの持珠数を特定し直すのは面倒だよなぁというのが正直な感想ですよ。斑目さんの持珠数と、ここに至るために採った具体的な戦術については、もう何も考えんと来週の展開を待とうかと…<怠惰ってか思考停止してるな(^^;;)



■ その他の雑感。
■ そいや今回、特に何のキメ台詞もなくカリ梅食べちゃってましたね斑目さん。キメ台詞については、残りの種明かしが終わる時に改めてやりそうな気がしますが。
■ オッシーのコネを使い弥鱈の操縦するヘリで現場に到着した梶ちゃん。この段取りも斑目さんの指示なのかどうか?
梶ちゃん、オッシー、弥鱈と、この大勝負の前半(というか前哨戦)で活躍し、そのままTV局に1年ほど置き去りになっていた(笑)キーパーソンも現地に到着。いよいよな『大詰め感』が着々と整いつつありますなぁ。滾る!
■ …つーか、雄牛勝負で通院が必要な程の心の傷を負ったり、マキャベリスト・ゲームでアレだけの堂々とした勝利を収めたりしたというのに、「いや本当に全く変わらないなぁ…」という彼の態度(以前にモノの考え方)…。
以前は結構イラっとさせられたものでしたが、久しぶりにここまで徹底した様子を見せられるともう、「うん…いいや!キミはもうそのまま行こう☆」という気にさせられたよなと。
もしこのまま大成したら、ソレはソレでむしろキモオモロそうだし(笑)

■ さて、大筋として残す所は、『斑目さんの種明かし&端末入力(当然成功で500億円GET)』、『捨隈の真の背後関係と敗者としての末路(あ、その勝負強さの『種』もか)』、『鞍馬組(やっぱ蘭子&レオは死んでないでしょ)の意図と本意』、『夜行さんと撻器による零號を賭けた號奪戦』辺りスかね?
それとお屋形様の総括とか、タワー外のSAT隊長奮戦のオチとかかw
■ 随分と長くなった『プレ屋形越え(TV局戦+帝国タワー戦)』ですが、年内は無理でも年度内にはある程度の目処が付きそう…かな?どうかなぁ?
仄かに終末の気配が垣間見えてきて気が急きますが、むしろここからが本番だとも思うので、やきもきしつつもまだまだ『週に一度のお楽しみ』を堪能させて頂きたいと思います。