2005/12/16

さよなら絶望先生(2) (講談社コミックス)さよなら絶望先生 第二集/久米田康治講談社
昨日の残業後にへとへとになって乗った電車は、窓ガラスが割れていたということで点検&応急処置のために乗った駅で停車。その作業の間は立ったままで延々と待たされました。
そしてようやく動いたと思ったらダイヤの乱れのせいか各駅に溜まった乗客が大量に乗ってきて、押し寿司でも作るかの勢いで車内の密度が上がりました。
そんな電車内でコレを読んでしまった自分です。
「千里は左右非対称の着物を着るのは平気なのかなぁ?」と疑問に思いながら、酸欠気味に絶望した!
そしてコミックス収録完全版な『宇宙の真理』を見てしまい…更に絶望した!
カバー裏がナニゲに工口いです。そんな小森が萌えですが、今一番好きなのは絶倫先生で。可符香はジョーカー的なキャラなのに地味な扱いになってきたなぁとか。
でもって『かってに改蔵』の後期からちょっと思っていたのですが、著者氏は腐女子層に何かアピールを死体のだろうかという疑問が<一発変換をあえて放置



School Rumble(11) (講談社コミックス)School Rumble 11巻/小林尽講談社
表紙はお前なのか!(爆笑)
今までは天満のおばかさん具合を愛でていられたのですが、今回のバスケ編での好き勝手っぷりには流石にちょっと引いたなぁ…先生も同様。ギャグにしても、脳味噌のカラ具合にも程があるというか…ガッカリ。
反面、断然に株が上がったのがララでした。「ソレハソレ!コレハコレ!!」は名言として心に刻まれましたよ。巻末の未来(?)ネタも良かったです。
ところでミコちゃんと麻生の間にフラグが立っている(らしい)のが、イマイチ分かりにくいと思っているのは自分だけでしょうかね?さりげない演出は見て取れるのですが、それがあまり『雰囲気を読め』的な効果としては機能していない気がするのですよな。う〜む。

ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (2) (花とゆめCOMICS (2875))ボクを包む月の光 2巻/日渡早紀白泉社
蓮が『自分の中に眠っているはずの、他の人とは違う特別な力』に夢を抱いたり、ソレに付随したリアクション(カプつんへの対応など)を見せながら彼が辿り着いた結論には「上手いな〜」と思いました。
しかし第7話がどうも…『歌を愛する』というスタンスである筈のありすが、戦隊モノの歌を卑下する(ように見える)言動を取って、蓮に自分の理想を押しつけた事にはガッカリさせられたなぁと<彼女をその行動に至らしめた『理由』は論理的には理解できるものの、それは自分の感情を納得させられる程の説得力は持っていなかったなぁとか
それから、個人的に「蓮は『自分のものではない大きな力』に憧れたり翻弄されたりしつつも普通の人として大きくなると面白いなぁ」と思っていたのですが、ソレがひっくり返される展開を見せられて、「あ〜、結局『選ばれし者』達の活躍話になるワケか」と思ったらば、少々萎えもしたり。
4話や5話のように、「偉大な力は自分のものではない、けれど自分にもその力が眠っているはずだ」と思い願って奮闘する、一般人が子供時代(夢見がち)にやりそうな(大人になって振り返ると少々痛い)行動を取る蓮が好きだったのになぁと…。
今巻の展開を踏まえて今後、物語がどのような方向に向かうのか。期待と不安の入り交じった気持ちで次巻の刊行を待っております。