BLACK LAGOON 7巻/広江礼威/小学館

ブラック・ラグーン (7) (サンデーGXコミックス)当主の仇討ちを目論む最凶のメイド・ロベルタがロアプラナに再上陸。彼女を連れ戻すべく、もう一人の戦闘メイド・ファビオラを伴ったガルシア少年がロックに依頼を持ち込むが、ロベルタが敵としたのは政府の命を受けた軍の特殊部隊だった!
マフィアや教会の思惑もからみ弾薬庫と化したロアプラナで、復讐鬼と化したロベルタを追う時間制限付きの追跡劇が始まる。
待ちに待った殺戮メイド・ロベルタの再登場。今巻ではまだ彼女が追う敵の目的が判然とせず、よって彼女の『復讐』がどの範囲にまで及ぼうとしているのかも定かでないのですが、彼女の行いには容赦も妥協もないだろうので、次巻での苛烈かつ壮絶な展開が待ち遠しい所です。
でも、できれば『後戻り』できる範囲にいるうちに、坊ちゃんと荘園に帰って欲しいものですなぁ…。
ロックとの距離を、時に臆病にも見えるほど慎重に測り続けるようなレヴィの『あたしはあんたの何なんだ』という問いかけは、同時に『あんたはあたしの何なんだ』という自問でもあるのだろうなぁと思い。
いっそスパっと男女の関係になってしまった方が、色々とはっきりしそうな気がする反面、このふたりの場合はそれだと大切な何かが致命的に失われてしまいそうな危うさがあるのがもどかしい所で。うーん、センシティブ。
巻末ステキネタの『ビバ!ヤング編』は、姉御の萌えロリ姿もよかったのですが、ヨランダ様(29歳)ver.の色っぽさにメロメロでしたよ。そしてエダがアレということは、ダッチもビ○リーヒ○ズで青春なカンジになったのだろうか(謎)
でもって軍曹…どこの速○真澄だよアンタは(笑)